Research and Development

研究・開発

Process研究・開発の5ステップ

自然と人とが共生できる次世代を築く為、新しい技術の研究に日々取り組んでおります。
当社では、次の5つに重点を置き、研究・開発を行っております。

  • 顧客ニーズに関する分析
  • 環境への適合性に関する検討
  • 社会的動向に関する分析
  • 既存建物に関する分析
  • 従来の技術の見直し

シミュレーションによる検証事例

3次元シミュレーションにより、生活の中では見えない空気の流れや速度、
温度や湿度分布を可視化し、快適な居住空間となる要因を検証することで、効率の良い室内環境を構築します。

気流シミュレーション

温度シミュレーション

History研究・開発の歴史

西暦 建物名 技術 効果
1959年 銀座日航ホテル 客室用ファンコイルユニット方式の開発
消音型排水器具の開発
省エネルギー、省スペース、各客室制御可能排水器具の発生音を抑え、客室の低騒音化
1964年 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館・管制塔 旗なびかせ装置 屋内体育館の国旗掲揚時に旗をなびかせる
1966年 銀座ソニービル 大空間の気流シミュレーションをバツーリンの法則で模型実験 吹き抜け空間の室内環境予測を可能にして室内環境の向上
1969年 ホテルフジタ京都 吸収式冷凍機のホテル利用 契約電力の低減、資格者の減員
1969年 富士フィルム本社ビル 小型冷水式コンプレッサー内臓FCUの開発 2管方式での冷暖房制御可能
1973年 25森ビル エアバランスユニット方式の開発
(特許取得)
冷暖房フリー、時間外運転、個室空調対応、ペリメータのパイプレス
1981年 椿山荘宴会棟 コ・ジェネレーションの採用と商用電源との系統連携 契約電力の低減、廃熱利用
1983年 ウリミバエ大量増殖施設(沖縄県、鹿児島県) ウリミバエ不妊化装置 ウリミバエ増殖防止でウリ科植物の移動可能
1986年 アークヒルズ事務所棟 最先端のインテリジェントシステムの提案
(日本経済新聞社インテリジェントアワード賞受賞)
省エネルギー、省力化
1989年 ホテルアルファトマム・ザ・タワー2 ペリメータ部分の結露防止システム 寒冷地超高層ホテルのペリメータ結露処理
1990年 千代田火災事務センター増築 床下空調VANシステムの開発 個別空調制御の向上
1991年 東京都新庁舎(第1庁舎、第2庁舎、議会棟) インテリジェント防災システム
(消防庁長官賞受賞)
感知・避難誘導システムのインテリジェント化
1997年 JR京都駅 複数防災センター情報のLANによる構築
(電気設備学会賞受賞)
各用途防災センターの独立性と防災情報の共有化
1998年 君津中央病院 コ・ジェネレーションシステムの効率的構築
(日本コ・ジェネレーションセンター会長賞受賞)
年間平均総合効率81%
2003年 六本木ヒルズ事務所棟 オープンBAシステムの構築
(空気調和衛生工学会賞受賞)
電源の安全性・テナント誘致のフレキシビリティ
(電気設備学会賞受賞)
制御性の向上・低コスト化・柔軟性負加配分の効率化
2005年 アークヒルズ事務所棟全面改修 全館居ながらの夜間休日工事、最新設備システムへの更新 執務環境の向上